山岸の思い①

こんにちは、看護師山岸です!

「看護師さん、僕はガンでもう長くない。だからね、毎日寿司を7貫食べて死にたいんだ。」

「最期までクリームパンを食べたい。」

など、様々な思いをお持ちの方々がおられます。

でも、その一方で、ご病状やご病気の進行によってそれが難しい方も多くおられます。

『病態的に〇〇月頃まではこのままのお食事が続けられるだろうけれど、△△月くらいの時期からそれも少しずつ難しくなってくるかもしれない。その時のご本人様の心理状態はどうなるだろう、ご家族様も受け入れができるだろうか……。』

と、色々なことを考えながら日々のケアをさせていただいております。

病気でなかった頃や、去年は、出来ていたことが、ご病気の進行によって難しくなってきたとき、ご本人様やご家族様の受け止め方や思いはどうか。

どのようにご本人様のサポートさせていただくか。

一つずつ声色や表情を見ながら、関わらせていただくことが大切と感じております。

廊下でご入居者様とすれ違う時、ご家族様が面会に来られ玄関でお会いした時、「こんにちは」とあいさつさせていただきますが、その時の雰囲気から、なにか悩み事はないかな、ホームの職員に聞きたいことはないかな、など感じ取ることも大切なケアの一つと思っています。

  パリアティブケアホーム 入居相談員・看護師 山岸

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